電磁波レーダ探査、SIR-EZ 

先日、つくば市にてレーダ-探査を実施いたしました、耐震補強の 鉄骨ブレスを設置するための事前調査でした。 施工の順番で今回は柱の主筋を探し出す探査でしたが、柱側面の周辺に排水管が設置してあり。 距離が無く探査は困難を極めました、おまけに柱のフープ筋が100㎜未満ピッチで設置してあり、 波形の山と山が重なり鉄筋の頂点がとても判断が難しい状態でした。 フープ筋の中にある主筋の存在を探りあてるのは至難の業です、 柱の正面からは探査距離が取れSIR-EZの強みである深さ500㎜の 探査能力で側面のスペースの無い主筋を正面から探し出し、距離のない側面探査と総合判断で なんとか側面の主筋の位置を探し出しました。 アンカー工事はサイレント工法を採用されおり、 (ダイヤモンドコア削孔方式EC-1使用)では鉄筋に当たれば 鉄筋に傷をつけたり、施工し直しなので主筋の位置の確認がとても重要な作業でした。