水道管の漏水調査
水道管の漏水調査をいたします。建物や地面を破損することなく現状のまま漏水箇所を探査する非破壊検査です。 建物内の漏水検知はもとより、地中に埋設されている水道管の探査もしております。
塩ビ管・鋼管などどのような管種でも可能です。 高性能機器を使用していますので微少の漏水箇所も発見でます。
以下は、地中に埋設されている配管から漏水箇所を探し、水道管を修復する方法です。
配管内にガスを充填
配管内に水素と窒素の混合ガスを入れます。非可燃性の安全な気体です。
漏水箇所を特定
専用の機器で上に上がってくるガスを検知します。このガスはコンクリートも通しますので、壊さずに漏水位置が 分かる仕組みになっています。ガスの検知から漏水箇所を特定できます。
地面は土でもコンクリートでも、組成にかかわらず探査が可能です。
地面を掘り水道管を修復
ガス数値の高い部分の地面を掘ります。
地中の水道管から水漏れしていますので、その部分を修復します。
修復が終わりましたら埋め戻し、元の通りコンクリートを打設して完了です。
同様に建物内部であっても検査が可能です。
漏水探査機器
漏水探査機器は「バリオテック460」を使用しています。(混合トレーサーガス式漏水探知機) 5%水素95%窒素の混合ガスを配管に注入し検知します。非可燃性の気体ですので安全に作業ができます。
以前は水道管に音調棒という棒をあて、耳で漏水探しをしていました。かすかな音の違いを聞き分ける作業です。この方法は熟練を要する一方で確実性に課題がありました。 高性能なバリオテック460が登場し、非破壊で漏水箇所を特定し、着実に施工できるようになりました。
誤った作業によって配管を切断してしまうと思いがけない事故につながります。 非破壊で調査しますので作業日程やコストに無駄がありません。 漏水箇所を確実に特定し迅速な漏水修復施工をおこなうことは、建物を安全に長く使うことにつながります。
早急な回復、事故防止・顧客との信頼関係の為にも漏水探査専用機器による探査施工をおすすめいたします。