地中探査とは
高周電磁波を地中部に向けて放射を行い、それに対し跳ね返ってくる反射波の数値を測定することによって、地中の様子や状況を探査する方法である。
電磁波の速度は地中の含水率(水分量)土質(粘土層、ローム層、砂層等)環境(植裁の根や茎)によって異なるが、反射波の数値を測定することにより、深度値の確認も容易にする事が出来る。
地中探査は通常、地下鉱脈、埋設配管や地中内の空隙、RC構造内部の鉄筋の配筋状態、配管等などの確認に有効的な方法ですが、ここ近年では軍事目的(地雷除去)や考古学調査(遺跡物等)にも使用されており幅広く応用されているのが見られる。
電磁波が長く放出される電磁波の方がより深くまで到達するのだが、性質の持つ指向性及び、分解機能が下がるのが特徴的。また周波数が高いと地表にて乱反射を起こし、減衰する数値が大きくなり、探査の深度が限られる場合もある。
弊社が地中探査に使用するユーティリティスキャンDFシステムでは、2周波(300MHz、800MHz)による同時測定が可能な高性能地中探査装置です。データ収録、報告書作成も素早く測定、対応する事が可能です。
この為、広域の範囲で表層付近から深部までの詳細な地中探査が必要な場合、早くて正確なデータ収集が実現出来ます。
データ画像は32ビットのため、詳細なデータ画像で報告書作成にも対応をしています。
地中埋設物探査
埋設管・空洞等、地中埋設物の探査をいたします。2M程度の深さまで調べることが可能です。
ユーティリティースキャンDF 300MHZ+800MHZ使用。
※報告書作成対応